借地返還時の解体工事について解説!現状復旧と更地化、どちらを選ぶべき?
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解体コラム

借地返還時の解体工事について解説!現状復旧と更地化、どちらを選ぶべき?

皆様こんにちは! いわき市の解体業者クリーンテック福島です。

はじめに

いわき市で借地に住まわれている皆さま、ご苦労様です。借地契約の満期が近づき、建物を解体して土地を地主様へ返還しなければならないという方も多いのではないでしょうか。

「現状に復して返還」と「更地にして返還」の2つの選択肢があり、どちらを選ぶべきか迷われている方もいるでしょう。今回は、クリーンテック福島が、借地返還時の解体工事について、わかりやすく解説いたします。

現状に復して返還とは?

「現状に復して返還」とは、借地契約を結んだ当初の状態に、できるだけ近い状態で土地を返還することです。具体的には、

  • 基礎を残す: 建物の基礎部分をそのまま残す場合が多いです。
  • 配管を撤去しない: 地中に埋設されている配管をそのまま残す場合もあります。

など、建物の痕跡を残す形での返還となります。

メリット:

  • 費用が抑えられる: 全てを撤去するよりも、費用を抑えられる可能性があります。

デメリット:

  • 土地の利用に制限がある: 基礎や配管が残っているため、次の利用に制限がかかる場合があります。
  • 地主様との交渉が必要: 現状復旧の範囲や条件について、地主様としっかりと話し合いを行う必要があります。

更地にして返還とは?

「更地にして返還」とは、建物を完全に解体し、平らな状態の土地を返還することです。

メリット:

  • 土地の利用価値が高い: 更地であれば、自由に土地を利用することができます。
  • 次の利用に備えられる: 新しい建物を建てる、駐車場にするなど、様々な用途に利用できます。

デメリット:

  • 費用がかかる: 全てを撤去するため、費用がかかります。
  • 時間がかかる: 解体工事には一定の期間が必要です。

どちらを選ぶべきか?

どちらの選択肢を選ぶかは、以下の点を考慮して決める必要があります。

  • 地主様との契約内容: 契約書に、返還時の状態が具体的に記載されているか確認しましょう。
  • 今後の土地の利用計画: 地主様が土地をどのように利用したいと考えているかを確認しましょう。
  • 予算: 各選択肢にかかる費用を比較し、ご自身の予算と照らし合わせて検討しましょう。

クリーンテック福島が選ばれる理由

クリーンテック福島は、いわき市で長年解体工事を手がけてきた実績があります。

  • 豊富な経験と実績: 数多くの解体工事を経験しており、お客様のご要望に合わせた最適なプランをご提案できます。
  • 丁寧なヒアリングと提案: お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案します。
  • 安全第一の施工: 安全対策を徹底し、近隣住民への配慮も怠りません。
  • 迅速な対応: お問い合わせから工事完了まで、スムーズな対応を心がけています。

まとめ

借地返還時の解体工事は、お客様にとって大きな決断となります。クリーンテック福島は、お客様の不安を解消し、安心して解体工事をお任せいただけるよう、丁寧な説明と分かりやすい情報提供を心がけています。

ご不明な点や、お見積もりをご希望の方は、お気軽にご相談ください。

解体工事の下請け契約と解体業界の健全化について

この度、事業主の皆様にご理解いただきたい重要な情報として、解体工事の下請け契約と、解体業界の健全化についてご案内いたします。

建設業許可・解体工事業登録に関する取引基準について

弊社では、建設業許可(土木工事業・建築工事業・解体工事業)および解体工事業登録(建設リサイクル法に基づく)を有しない元請業者や仲介業者との取引を行っておりません。

依頼主である発注者様及び現場で働く従業員の「負担」を軽減し適正価格での工事提案を実現して参ります。

建設リサイクル法について (正式名称 : 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法)

建設リサイクル法第21条は、解体工事業を営もうとする者に対して、都道府県知事への登録を義務付けています。これは、適切な解体工事を推進し、建設廃棄物のリサイクル率向上を図ることを目的としています。
ただし、建設業許可(土木工事業・建築工事業・解体工事業のいずれか)を有している場合においては、登録は必要ありません。

まとめ

建設リサイクル法の改正は、解体業界にとって大きな転換期となっています。事業主の皆様には、法令を遵守し、適正な解体工事を推進いただくようお願い申し上げます。